リスニングパワーでは語彙や文法の勉強はできない
リスニングパワーは、日本語にない母音のサウンドや、日本人が聞き分けることが出来ないサウンドを聞き取れるようになるためのトレーニングができる英語リスニング教材だということは何度も書いてきたのですが、仮にリスニングパワーで英語の音が聞き取れるようになったとしても、その単語や英文の意味を知らなければ、内容は理解できません。
つまり、「英語の音が聞き取れる」ということと「英語の意味が分かる」ということは別次元だということです。
ですので、あなたが英語が聞き取れるようになったとしても、聞き取れているのに意味が分からない単語があるとすれば、それは聞き取れていないのと同じです。
それがその英文の中で重要な単語(例えば動詞)だと、その英文自体の意味がわかりません。
これは残念ながら、その単語を覚えるしかないんです。
リスニングパワーでは、英語のボキャブラリーを増やすことはできませんし、英作文もしませんので文法を覚えることもできません。
ボキャパワーと言う語彙を補う特典がセットでついてくるのですが、それだけで日常的に使う言いまわしが言えるまでの語彙量ではないので、特典はおまけ程度に考えておいた方がいいと思います。
他の聞くだけ教材とのお大きな違いはここかもしれませんね。
※スピードラーニングやエブリデイイングリッシュは英会話自体を聞いてレッスンするので素材としては語彙がたくさん収録されている。
ここを勘違いしている人が多いと感じたのと、リスニングパワーのことを絶賛しているサイトではあたかも英会話が出来るようになるかのような記事が多いので報告しておきます。