失敗しない英会話教材

英会話を覚えたいなら1つの場面で十分な会話が収録されたものを

これは当たり前のことなのですが、英会話をしたいのですから教材は会話が収録されたものを選ばなければなりません。

もっと言うと会話のラリーが2、3回で終わってしまうような教材でレッスンをしても、様々な場面で切り返す瞬発力がつきませんので、1つの場面毎に十分な会話が収録された教材を選ぶことが望ましいです。

よくあるようなフレーズ集などは基礎固めには私もお勧めしていますが、例えばこれで何か英語を言い出すことができるようになっても、最初のうちはいざ会話となるとなかなか相手の話すことに対して切り返しの言葉が出てきません。

ですが、1つの場面でじっくりと会話を覚えるような教材を選べば、相手の様々な問いにたいして答えることができるようになるのでしっかりと瞬発力がつきます。

かと言って、これを永遠に続けることはできませんので、ある程度のところで応用を利かすようなレッスンに切り替えていかなければならないのですが、初心者のうちはいくつかの場面に絞って徹底的に会話を覚え、CDを相手に自分のパートで慌てることなく答えられるようなレッスンをすすめておきます。

語彙も単語帳のようなもので退屈しながら覚えるよりは、こういう教材の会話の中から会話と一緒にあ覚えるほうが効果的です。

文法に関しては諦めて別に買う

世の中の英会話教材は、文法をしっかり学ぶようなような構成にはなっていません。

あったとしても簡単な説明をしているだけです。

それどころか文法を勉強することを否定している教材が多いです。

初心者のうちは実際にネイティブが使う会話を覚えてしまって、発音、リスニング、スピーキング、語彙、ニュアンスなどをレッスンするのが最も効果的なので文法は意識するなと言うことなのだと思いますが、応用を利かせて話していく段階になると必ず文法が必要になります。

そのときに文法を勉強するよりも、最初から勉強してしまったほうが会話も覚えやすいので最初から文法は勉強したいのですが、文法を同時に勉強できる英会話教材はいまのところ私は知りません。

ですので、文法に関しては1～2冊程度別に文法書を買い足す必要がありますので、教材自体に文法の学習を求める必要はないかなあと思っています。

スピーキングがしやすい教材を選ぶ

次に重要なのはスピーキングがしやすい教材を選ぶことです。

ネイティブスピーカーの音声が聞けさえすれば、スピーキングはできるのですが、初心者の場合ある程度の長さで音声をストップしなければスピーキングができませんので、毎回ストップボタンを押すのは非常に面倒です。

中級以上の方でしたら、音声を止めずにオーバラーッピングやシャドーイングといった高等テクニックが使えるようになってくるので、正直問題ないかと思いますが、音声を止めずにスピーキングを行うのは初心者のうちはかなり難しいです。

ですので、スピーキングしやすい教材を選ぶのが賢い選択です。

一般的には私たち受講者がスピーキングするための「ブランク、間、空間、スペース？」を用意している教材がそれにあたります。

スピーキングをするための間は人によって長さが違うので、自分で止めたほうがいいとか、そういうスペースを入れていないという理屈を話している製作者もいますが、私は製作者が用意したスペースでスピーキングできるようになるまでをレッスンの目安にしているので、非常に重要なことだと思っています。

返金保証がついている教材なら失敗は無いよね

じゃあどの教材がお勧めなんだという話になってくるのですが、失敗しないとなると私はチキンヤローなのでどうしても返金保証がついている教材をオススメしてしまいます。

ですので、返金保証がつていて、価格もリーズナブルで、英会話形式で収録されていて、収録量も多く、スピーキングのスペーズも入っていて、アメリカ人が作ったHapa英会話がおすすめ。

似たような教材と比べて劣る部分は、電話でのレッスン（スピードラーニング、スピークナチュラルにはある）が無いことぐらいなのですが、電話レッスンと言っても月2回5分とかなので、しっかりレッスン出来るわけでもありませんし、まああまり気にならないかなあと思います。

また、たまにトラベル英会話を覚えたいわけではないのですが・・・というご質問を受けるのですが、トラベル英会話も日常の英会話も同じです。

ファーストフードもいくでしょうし、レストランも、ショッピングも行くと思うので。

それでも私海外旅行行かないし、どうしてもトラベル英語に興味が沸かないと言う方は価格が倍になりますが、ネイティブイングリッシュがおすすめ。

収録場面も多く、スピーキング用のCDもついていて、ニュアンスまで分かるのでと手も良い教材ですので、お金に余裕があるなら迷う必要なし。