疑問詞

付加疑問文

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83.付加疑問文

「付加疑問文」は、普通の文の最後に「疑問を付加」して作る疑問文のことです。

たとえば

It’s a fine day.(天気が良い)

を付加疑問文にすると

It’s a fine day,isn’t it?(天気が良いですね?)

という疑問文になります。

後付け的に疑問を追加して「同意を求めたり、確認する」ときに使う疑問文です。

これは比較的簡単で、法則がありますので、覚えやすいと思います。

付加疑問文の作り方

付加疑問文の作り方は簡単です。

まずは語順。

単体では使わず、必ず通常の文に「付加」して使いますので

通常の文+do(does,did)/助動詞/be動詞+主語?

の語順です。

主語は必ず、「代名詞」になります。

I,you,she,he,it,theyなど主格の代名詞になります。

たとえば、
通常の文の主語が
Mary(女性)ならば、
付加疑問文では「she」で受ける。

通常の文の主語が
dog(犬)ならば、
付加疑問文では「it」で受ける。

付加疑問文に使うときは、それに代わる「代名詞」を使います。

そして、付加疑問文を作る際には、前の文と付加した疑問文との間にコンマを入れるのが約束です。

前の文, 疑問文

You are an actor, aren’t you? (あなたは俳優ですよね。)

さて、もうひとつ大事な約束があります

主となる文が肯定文のときは「否定形の付加疑問文」

It’s a fine day.(今日は天気が良い)

It’s a fine day,isn’t it?(天気が良いですね?)

のような形ですね。

反対に、
主となる文が否定文のときは「肯定形の付加疑問文」

がつきます。 
Mary didn’t come.

Mary didn’t come, did she?

となります。

付加疑問文の答え方

付加疑問文に答えるときはどうしたらよいでしょうか?

基本的には、普通の疑問文に答えるように答えてしまって大丈夫です。

It’s a fine day,isn’t it?(天気が良いですね?)

天気がよい場合は
Yes,~

悪い場合は
No,~で答えます。

~と濁してある理由は

教科書的な答え方だと不自然だからです。

普通の会話では、
「天気が良いですね」と聞かれて
No,it isn’t(いいえ)とは答えませんよね。

It’s a fine day,isn’t it?
たとえば質問者が朝は晴れていて、今は天気の分からない室内にいて、外の天気がよいと思い込んで聞いた場合・・・

悪いなら
No,it’s rainy now.

とか、違うなら違うなりに天気を教えてあげますよね。

なので、あえてはっきりとは書いていません。

否定形の付加疑問文の答え方

では、この文の答え方はどうでしょうか?
Mary didn’t come, did she?(マリーは来なかったよね?)

さて、ここからが少しややこしいです。

否定疑問文と同様、

英語では「否定形にとらわれず、話の内容がyesかnoかで答えを決める」
ので、

Mary didn’t come, did she?(マリーは来なかったよね?)

の場合

来たのなら、

Yes,she did.

こなかったなら
No,she didn’t.

で答えます。

とってもややこしいですが、引っかかりやすいので覚えておきましょう。

さて、いろいろな疑問文についてはこれで終了です。

次回から、いろいろな否定語について勉強します。

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