英語参考書のレビュー

英語の頭に変わる本

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「英語の頭に変わる本」はCD2枚付きの本で、読むというよりはCDを聞きながら実践していくタイプの本です。

第1、2、3章の3つに分かれていて、第一章・理論編では脳についての理論を学習できます。

この知識編では、脳に関してのメカニズムや研究で分かっていることを勉強できるので英語脳についての大枠が理解できます。

日本人と英語ネイティブの脳の使い方の違いや、右脳、左脳の役割などを理解したうえで、じゃあどうすれば英語ができるようになるのか?

ということの結論が書かれています。

全175ページ中44ページ(第一章・理論編)が、この脳科学についての説明にあてられていて、英語と日本語の違いの中で発音によって意味が分かる分からないと言う説明は妙に納得させられるものがありました。

第二章からは、CDを聞きながら実践していくのですが、これがまたユニークです。

ここがKenMc Method(中田式英語術)にあたる部分なんだと思いますが、一言で言ってしまうと「英語の頭にかえる(右脳を活性化させる)」ための実践訓練です。

CDでボサノバを聞きながら英語のリズムパターンを脳に覚えさせ英語ができる土台を作っていくというスタイルです。

実際にどのようなことを行うかというと、英語特有のリズムを自分の口で言いながら覚えていき英語フレーズをそのリズムに合わせて言ってみる感じです。

最初は「ダーダダ」のようにリズムを自分でアウトプットしながら覚えていくのですが、リズムは視覚的に分かりやすいようこの本に書かれているものの、これが結構分かりにくいです。

記号は覚えればなんてこのないですが、問題は発音の高低ですね。

本に書かれている説明だけでは少し足りない気がします。

しかも口でこのリズムを言うのが非常に恥ずかしいということもお伝えしておきます。

ただ、このリズムがつかめてくると英語のフレーズが英語っぽく聞こえるようになるので進歩はあるかもしれませんね。

あくまでも自分の感覚ですが。

少しだけど口が回るようになった気がする

e-atama2

私なりにこの「英語の頭に変わる本」を実践して何かの進化があったかというと、英文の区切りでしょうね。

英語を話すときって、単語1つ1つはなんとなく発音できても文章になるとなんだか口が回らなくなりませんか?

これって区切りとか高低のアクセントが分かるとすんなり言えたりします。

この本の実践編ではここが進化したきがしますね。

ちょっと試してみてほしいのですが、一言で言うような英語フレーズはすんなり言えても、少し長くなるといいにくくないですか?

それはたぶんですが、区切る場所が悪いからです。

リズムが悪いのもあるか。

この本は、そのリズムと区切る場所がなんとなく見えてきます。

じゃあ英語の頭に替わったとどうかは分からない。たぶん変わってない

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じゃあ英語の頭に替わった?

と聞かれると、私には分かりませんとしか言いようがありません。

もしかしたら替わっているのかもしれませんが、私には評価ができないという意味です。

英語のリズムをつかむ練習にはなったと思いますし、理論編も英語を学習していく上で非常に役に立ちました。

20日ほど実践をして、最後に第三章でテストがあるので試してみれば結果が分かると思います。

この記事を書いていて思ったのですが、やはり本というよりは、より英語教材に近いのかなあ??と思います。

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