大人の為の英語勉強法

英語ネイティブの口語では句動詞がよく使われる

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英語を学習していく上で、「文語」「口語」と分けて学習している人はあまりいないと思うのですが、英会話を覚えたいのなら英語ネイティブが「口語」で良く使っている語彙については意識して学習するとボキャブラリー学習効率が格段によくなります。

今回はその中の1つ句動詞について考えてみたいと思います。

句動詞(Phrasal Verbs)とは・・・「動詞+副詞」、「動詞+前置詞」「動詞+副詞+前置詞」によって構成される語彙で、動詞に副詞や前置詞がプラスされることによって、その動詞とはまったく違う意味になる語彙で、その語彙1かたまりで動詞のようになるものです。

学校では熟語の中に混ぜられて覚えさせられたと思うのですが、「動詞句」「熟語動詞」、「複合動詞」、「群動詞」という言い方をする場合もあるそうです。

例えば

take off make up turn on get up give upなどが句動詞になります。

この句動詞は口語で良く使われるので、英会話の学習をするなら良く使われる句動詞を覚えていくことでより実践に近い言葉になっていきます。

また、句動詞は使われている動詞とはまったく違う意味になっているので、動詞の意味が分かっても句動詞の意味を予想できません。

つまり、句動詞は1つの動詞として覚えるしか無いわけです。

イディオム(慣用句)もそうですよね、聖書や童話から生まれた教訓などが言葉になっていたりするので日本人には馴染みは薄く非常に覚えにくいものです。

ちなみに「動詞+副詞」、「動詞+前置詞」で構成されていても、個々の単語から意味が分かるものは句動詞とは言いません。

また、句動詞は口語で良く使われるのでニュアンスとしてはカジュアルなものが多く、フォーマルで使う同じような言葉をセットで覚えておくことも重要です。

例えば、“put off”は「先延ばしする」という意味で使われますが、この表現をフォーマルな表現で使うとすれば“postpone”がそれにあたります。

ですので句動詞を覚える際には「put off (informal)= postpone(formal)」のようにセットで覚えてしまうことをオススメします。

英単語を覚えるコツで、関連した意味のものを連想しながらセットで覚えていくというものがあるのですが、フォーマルな表現、インフォーマルな表現とセットで覚えるほうが覚えやすいと思うので一石二鳥ですね♪

これらの句動詞は英語ネイティブが口語として良く使うといわれていて、ネイティブ同士の会話の何分に一回(何分か忘れましたが)程度出てくるとか本で読んだことがあります。

まあ、正確なデータをみたわけではないのですが、英語ネイティブは句動詞を多用しているというイメージさえつかんでいただければと思います。

句動詞を覚えるといっても・・・・

今回の記事で知ってほしいことは、句動詞は、動詞と副詞(前置詞)を切り離して覚えても意味が分からないので、句動詞を1セットで動詞と同じレベルで覚え無いと意味が無いということと、英語ネイティブは句動詞を良く使うので意識して覚えるといいですよということです。

効率よく覚えたいなら、日常会話でよく出てくる句動詞だけを厳選して最低限覚えてから徐々に増やしていけばいいわけです。

英単語を覚えるのと同じです。

例えば、英単語なら大切な良く使われる動詞などから覚えていくと思うのですが、言葉なんて全て覚えようとしてもキリがないので良く使うものを厳選して覚えて使いながら自分のものにしていき、少しずつボキャブラリーを増やしていくのが一般的だと思います。

句動詞も同じです。

前述したように

句動詞を覚える際には「put off (informal)= postpone(formal)」のようにセットで覚える癖を付けてしまい、どちらが出てきても、もう片方の言葉が思い浮かぶような覚え方をしておけば、場面ごとに使い分けることが可能です。

句動詞について調べ始めると、他動詞タイプ、自動詞タイプ、代名詞を中に取り込むタイプなどたくさん出てきますが、初心者のうちは文法的なことはほどほどにして、「こういう場合はこうなんだあ~」と割り切って覚えてしまうといいと思います。

ある程度ボキャブラリーが増えてから改めて文法を勉強したほうが理解できますし、最初からガチガチに勉強してしまうと頭を悩ませてしまいます。

イディオムとか句動詞を意識していなかった人は、以前に意味が通じずストレスを感じたような英語フレーズをもう一度見直すことから始めてみてください。

「take」とか「give」とかって単体でもいろんな意味があるので混乱しがちですが、私の場合は句動詞を意識するようになってからなんだか世界が変わったかのように理解できるようになっていったので同じような感覚得られるかもしれません。

句動詞について説明しているような参考書を1つ購入してみるのもありですが、googleで十分調べられますので検索してみてください。

ちなみに写真の本は私愛用の英文法参考書Essential Grammar in Use Edition with Answers (Grammar in Use)です。

句動詞を説明した専用の本ではなくネイティブの子供が文法を学習する本ですが、私はこういうレベルのものから覚えるようにしています。

CDつきだと3000円ぐらいしますが、かなりオススメの本です。

アマゾンや楽天でさがせば、中古もありますので探してみてください。

それとこのEssential Grammar in Useは絵でみながら直感的に文法を理解することができるので、必ず英語版の洋書を買うようにしてください。CDは付いている方でもついていない方でもOKですが、どちらかというと必要ないでしょう。

理由はCDの音声が変。

これが洋書版です。
↓↓↓↓↓
Essential Grammar in Use with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English
 

楽天ユーザーはポイントを使ってゲットですね。
 
⇒ Essential Grammar in Use 4th Edition: Book with Answers (エッセンシャル・グラマー・イン・ユース イギリス英語初級 第4版)解答付き
 

句動詞を使えるとかっこいい
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