84.いろいろな否定語
関節疑問、否定疑問、付加疑問はいかがでしたか？
さて、今回からはいろいろな否定語について勉強していきます。
This is not a pen.
She did not go to the park.
など、今まで「否定」の文を作るときは「not」を使ってきましたね。
ですが、「否定」の意味を表す表現はほかにもあるのです。
１）「絶対ない！！」のnever
neverは副詞ですが、これを文の中に入れることで「決して～ない」という「強い否定」を表すことができます。
副詞ですので、基本的には「動詞を否定」するときに使います。
下記の２つの文を比べて見ましょう。
１．I don’t eat raw fish.（私は生魚を食べません）
２．I never eat raw fish.（私は決して生魚を食べません）
do not でも「食べない」という意味は表せますが“never”を使うと「いつ、いかなるときにも決して！！」という「強い否定」のニュアンスを出すことができます。
neverの注意点
neverは「副詞」ですので、動詞に３単現のsがつきます。
１．She doesn’t eat raw fish.
２．She never eats raw fish.
sheで現在形の文章ですので、動詞には３単現変化が必要です。
１．は、notを使った否定文ですが、“does not 原型”ですので３単現のsの代わりにdoesが使われていますね。
ですが２．は、“never”が副詞ですので、動詞に３単現のsがつきます。
２．no～
noを使って、否定を作ることもできます。
noは形容詞ですので、名詞を否定する場合に使います。
I don’t have any brothers.
I have no brothers.
not ～anyで「まったく～ない」の意味を表すことができますが、“no”を使えば一語で同じ意味を表すことができます。
・noの応用編：nothing,nobody,no one
nothing（何も）nobody（誰も）no one（誰も）
を使うことで、一語で否定の意味を表すことができます
She knew nothing about the news.（彼女はそのニュースについて何も知らなかった）
Nobody knows her name.(誰も彼女の名前を知らない）
no oneでも同じ意味になります。
No one knows her name.
not以外の否定語、never,noをしっかり覚えましょう。
さて、次回はnotを使った否定文のバリエーションを勉強します。
ちょっと宿題を出しておきますので、考えてみてください。
次の３つの文を比べてみてください。
a.All of the students in this school can swim.
b.Not all of the students in this school can swim.
c.None of the students in this school can swim.
似たような文が並んでいますが、意味の違いが分かるでしょうか？
答えは次回です！
