93.時(期間)を表す従属接続詞 until/till
時を表す接続詞when、before、after、whileを勉強してきました。
次はuntilです。
untilは「~までに」という期間を表す接続詞です。
We must wait until she comes back.
これも接続詞の前後で分けて考えて見ましょう。
We must wait
until she comes back.
前半が主となる文で「私たちは待たなければならない」
後半が従属節「彼が戻って来るまで」
となり「私たちは彼が戻ってくるまで待たなければならない」という意味になります。
untilとtill
untilとほとんど同じ意味の言葉でtillがあります。
tillも接続詞として使いますしuntilの代用と考えて良いでしょう。
ただし、tillのほうが若干口語的であることと、文頭に来るときはuntilのほうがよく使われる傾向があります。
紛らわしいuntilとby
untilも接続詞としての用法のほかに、前置詞としての働きもあります。
接続詞until
We must wait until she comes back.
前置詞until
I will stay in Tokyo until next month.
のように、前置詞の後には名詞(動名詞)が来ます。
前置詞でも再度説明しますが、ここでいったん意味合いの違いを説明しておきますね。
“until”も“by”も日本語では「~まで」という意味なのですが“until”は「~まで何かをし続ける」という「継続の意味」があるのに対し“by”は「~までに何かを終わらせる、する」という「期限」の意味なのです。
ここからは前置詞の説明となりますが、非常に重要な意味の違いですので、ここでも説明しておきます。
【継続のuntil】
I will work until next morning.
untilは、「継続の意味」があるので「私は明日の朝まで仕事を(ずっと)するでしょう」
【期限のby】
I must finish my homework by tomorrow.
byは「~までに」という期限の意味なので「私は明日までに宿題を終えなければならない」という意味になります。
ちょっと先取りになりましたが、untilの意味を知る上でキーとなるので、ここの違いは押さえておきましょう。
前置詞のコーナーでもまたしっかり説明します!
時の接続詞はここまでです。次は理由を表す接続詞、becauseです!!