スピードラーニング

英語の後に日本語訳が流れる順番は正解?

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スピードラーニングのEnglish-Japanese CD は「英語 ⇒ 日本語訳」の順番に流れるのですが、この順番について考えてみたいと思います。

日本語訳が必要かどうかという問題については今回は棚上しておき、ここではCDで文章が流れる順番についてです。

私は英語を学習する際に様々な方からの助言をいただいて学習をしたのですが、私の周りでは「日本語 ⇒ 英語」の順で考えないと英語は口から出てくるようにならないという人が多かったんですね。

これは英語を話す際には自分の思っていることを英語で考えられないとすぐに出てこないという考えからなのですが、実はこの時点で私も納得してしまっていた状態で英語学習に取り組んできました。

ですのでリスニングはその順番で行わなければならないと言う先入観があるままスピードラーニングを聞いてしまったと言うことだけお伝えしておきます。

英語講師の中には「日本語訳は聞いてはいけません」と言っている方もいるのですが、それは英語脳を作る時にはと言う条件がつきますので今回は除外しました。

英作文か和訳か

冒頭でも書いたようにスピードラーニングは「英語 ⇒ 日本語」の順番で収録されています。

他に有名どころのエブリデイイングリッシュ、笠原式を見てみても、英語の後に日本語訳が流れる順番で収録されています。

もちろんその逆で収録されてる英語リスニング教材もあるわけで、英語教材によって違う見解理由を説明しています。

スピードラーニングの見解

英語よりも先に日本語が聞こえてしまうと日本語を英語に訳そうとする思考回路が働いてしまいいつまでたっても英語を自然に話せるようにならないと言っていて、「英語 ⇒ 日本語」の順なら英語を英語で理解できるようになる。

その逆の考えをハッキリと唱えているのが「小分割/和英順方式」という教材です。

小分割/和英順方式の見解

英語→日本語の順の従来型学習は、日本語が頭に残るだけで、英語が頭に残りませんでした。本教材では、日本語→英語の順なので、英語がよく頭に残ります。」

と説明されています。

実はこの小分割/和英順方式以外にもスピークナチュラルがこちらの順番で流れるんですね。

スピークナチュラルの見解

まず日本語を読んで、頭を(文章のイメージを)活性化しておき、そこに英語を注ぎ込む。たったこれだけです。こうすると、日本語のイメージ、日本語のもつ力が英語に強く結びつき、いわば、英語に”命”が吹き込まれます。

ちなみに私が押しているHapa英会話は相手が話す英語は「英語⇒日本語」の順番に聞いて、自分が話す英語は「日本語⇒英語」の順番が正解だと言っています。

Hapa英会話の見解

聞き取る英語は【英語から日本語】で覚える。自ら話す英語は【日本語から英語】で覚えるといった学習法です。
実は、英語学習をする時は2つの勉強方法があるのをご存知ですか?それは、「和英」で学ぶ方法と「英和」で学ぶ方法です。聞き取る英語は覚える必要はありません。

もう各教材で言っていることがバラバラなんですが、ほとんどの教材にはイングリッシュオンリーと言う英語だけの音声CDがついていることも付け加えておきます。

スピークナチュラルにはイングリッシュオンリーCDの用意はありませんが・・・

イングリッシュオンリーCDがない事に関してのスピークナチュラルの見解

英語だけで英会話を勉強して英語の回路をつくるということは大変難しいのです。

他にもたくさんありますが、いくつかの教材を表にしてみました。

教材名 聞く順番 日本語訳の語順
スピードラーニング 英語 ⇒ 日本語 日本語
エブリデイイングリッシュ 英語 ⇒ 日本語 日本語
笠原式 英語 ⇒ 日本語 英語(笠原訳)
スーパーエルマー 英語 ⇒ 日本語 日本語
小分割/和英順方式 日本語 ⇒ 英語 日本語
スピークナチュラル 日本語 ⇒ 英語 日本語
Hapa英会話 相手が話す英語は 英語⇒ 日本語で、
自分が話す英語は日本語 ⇒ 英語
日本語

この件に関しての私なりの結論

どっちも必要だと思う!!

これは私が英語の学習をしていての現状での意見なのですが、英語脳と言うのは日本語で考えることでも出来る感覚でいます。

つまり英語を英語で感じると言うのが非常に難しいと言っているスピ-クナチュラルがいいところを付いていると思っていて、やっぱり私達は母国語が日本語なので日本語をベースに英語を覚えた方が早いと思うんですね。

それをベースに考えると日本語を英語に訳すスキルも英語を瞬間的に日本語に訳すというスキルも両方必要じゃないですか?

ですので、「日本語 ⇒ 英語」の順番に流れる音声も「英語 ⇒ 日本語」の順番に流れる音声も必要だと思います。

英語は逆から学べの著者である苫米地英人先生は英語脳をつくるには日本語を使っちゃダメと言っているので、その本を読んだ時には本当に頭の中が混乱しましたが、今感じているのは、和訳と英作文の作業を反復しているうちに瞬時に理解でき、瞬時に英語が出るようになって来ていることは確かなので、仮に英語脳ができていないとしても英語は出来るようにんなるんじゃないかなあと言う印象です。

大変ですが、どっちもやっときましょう!!

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コメント

  1. あゆ より:

    とても勉強になります。この英語教材の中ではHapa英会話がいいということになるのでしょうか?

    1. hiro より:

      購入してみると分かるのですが実際に教材自体には大差はありません、ただ相手が話す英語は「英語⇒日本語」の順に、自分が話す英語は「日本語⇒英語」の順に流れるのは初心者にとって覚えやすいと思うのでHapa英会話をオススメしています。あと価格と収録内容の量を考えると一番安いと言うのも魅力です。

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